技術情報
クロモジ精油の新たな機能を探求するとともに、安心してお使い頂けるよう分析、検査を行っています。
2012年3月
2012年8月
クロモジ精油による抗炎症作用について検討した。 炎症はがんや糖尿病などの生活習慣病にも関与する。 マウス由来マクロファージ様細胞(RAW264.7細胞)をリポポリサッカライド(LPS)で刺激すると炎症状態を引き起こすことが出来る。 この細胞にクロモジ精油を添加すると、炎症の指標である一酸化窒素の分泌が抑えられた。
2011年8月
クロモジ精油による白血病予防作用についてヒト白血病細胞(HL-60細胞)を用いて解析した。 クロモジ精油で処理したHL-60細胞で添加濃度依存的にNBT還元能の上昇が認められ、また、ギムザ染色により分化細胞に特徴的な形態も確認された。 これらのことから、クロモジ精油はヒト白血病細胞をアポトーシスにより死滅させるだけでなく、 正常細胞へと分化させる作用を持つことが示唆された。
2015年5月
「木の香り 製品開発の現状」という特集に掲載された。内容は次の通りです。
生産者の立場から、一般的なクロモジの説明と採取・採油の仕方について述べた。 また、地域別精油の嗅ぎ比べ、小社精油による抗がん、抗炎症作用などについても述べた。 さらに、徐放剤として炭を使った商品や「あおもりアロマ研究会」について紹介した。
2013年3月- 「クロモジ精油」
- 中田辰男(燕雀堂)
- AROMA RESEARCH No.62(Vol.16/No.2 2015)
「木の香り 製品開発の現状」という特集に掲載された。内容は次の通りです。
- (1)クロモジの分類と分布
- (2)クロモジの採集と採油
- (3)精油の香りの特徴
- (4)精油の生理作用
- (5)商品開発
- (6)青森県での取り組み
生産者の立場から、一般的なクロモジの説明と採取・採油の仕方について述べた。 また、地域別精油の嗅ぎ比べ、小社精油による抗がん、抗炎症作用などについても述べた。 さらに、徐放剤として炭を使った商品や「あおもりアロマ研究会」について紹介した。

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「Kromoji(Lindera umbellata)Essential Oil Inhibits LPS-Induced Inflammation in RAW 264.7 Cells」
Hayato Maeda,Mao Yamazaki,and Yohtaro Katagata(Faculty of Agriculture and Life Science,Hirosaaki University)
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry

2012年3月
- 「クロモジ精油の抗炎症作用」
- 山崎真央、片方陽太郎、前多隼人(弘前大学農学生命科学部)
- 日本農芸化学会 発表要旨
2012年8月
- 「香り成分による生活習慣病予防」
- 前多隼人(弘前大学農学生命科学部)
- AROMA RESEARCH No.51(Vol.13/No.3 2012)
クロモジ精油による抗炎症作用について検討した。 炎症はがんや糖尿病などの生活習慣病にも関与する。 マウス由来マクロファージ様細胞(RAW264.7細胞)をリポポリサッカライド(LPS)で刺激すると炎症状態を引き起こすことが出来る。 この細胞にクロモジ精油を添加すると、炎症の指標である一酸化窒素の分泌が抑えられた。

2011年8月
- 「クロモジ精油の生理機能」
- 前多隼人、片方陽太郎(弘前大学農学生命科学部)
- AROMA RESEARCH No.47(Vol.12/No.3 2011)
クロモジ精油による白血病予防作用についてヒト白血病細胞(HL-60細胞)を用いて解析した。 クロモジ精油で処理したHL-60細胞で添加濃度依存的にNBT還元能の上昇が認められ、また、ギムザ染色により分化細胞に特徴的な形態も確認された。 これらのことから、クロモジ精油はヒト白血病細胞をアポトーシスにより死滅させるだけでなく、 正常細胞へと分化させる作用を持つことが示唆された。

2012年12月
- クロモジハイドロゾル(クロモジ蒸留水)の放射能測定
- 依頼先
(社団法人)青森県薬剤師会衛生検査センター - 放射性セシウム   不検出
- 放射性ヨウ素 (I-131) 不検出

2012年11月
- クロモジ精油の放射能測定
- 依頼先
(財団法人)青森県薬剤師会衛生検査センター - 放射性セシウム 不検出
- 放射性ヨウ素(I-131) 不検出

2011年3月
- クロモジ精油の成分分析
- 依頼先
(財団法人)日本食品分析センター - 結果
クロモジ精油の分析表を参照
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